【2023年度:最新版】写真・アルバムのデータ化サービス会社7社比較 - まんてん録

【2024年度:最新版】写真・アルバムのデータ化サービス会社7社比較

断捨離・ミニマリスト などモノを持たない暮らしが注目されています。

持ち物を整理する上で多くの方を悩ましているのが、大量の写真やアルバムをどうするか?!です。本棚の一角を占めたり長年押し入れにしまい込んでいる写真やアルバムは、場所を取り邪魔ではありますが、かと言って大切な思いでを勢いで断捨離すれば、きっと後悔することになるでしょう。

そろそろデジタル化しませんか?


写真やアルバムは時間の経過とともに劣化しますので、思い立ったらいざ!デジタル化!です。色々と選択肢の多い世の中ですが、こと写真やアルバムの保存方法に関しては、デジタル化する以外にはありません。

写真・アルバムのデジタル化を決意したものの、自分でできるの?どこに頼んだらよいの?などさっぱりわからない方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、自分でデジタル化できるのか?業者に頼むのであれば、どんな会社があり、どのようなサービスがあるのか?価格は?サービス会社の選び方のポイントは?など、実際にデジタル化サービスを提供しているプロの視点で、わかりやすく紹介しております。


 目次


1.Yes/Noチャート

YesかNoを選択するだけで、写真をデジタル化する方向性がなんとなく分かる、Yes/Noチャートを作成しました。軽い気持ちで確認してみてください。

 

Aになった人:

自分でデジタル化に挑戦するつもりで、かつ根性と時間、スキャナーなどの機器類が揃っており、補正ソフトなどを使いこなせる自信があるのであれば、一度デジタル化に挑戦してみることをおススメします。
根性があまりない人や時間に余裕がない場合は、50枚目あたりでおそらく力尽きますので、新たな機材などを始めに購入するのは止めておきましょう。
どこまでの品質を求めるかによって、時間や大変さは大幅に異なりますが、サービス会社の苦労もご理解いただけるかと思います。 

Bになった人:

写真の品質や納期をそれ程重要視しておらず、スマホなどで写真データを管理したい方は、フジフィルムや節目写真館の海外への依頼がおススメです。さまざまな選択肢があるので、自分にあったコースが選択できます。
クラウドで写真を管理するサービスは、Googleなどでも無料・安価で提供しているので、スマホで写真を見たいというのは意外と簡単に対応できます。モバレコさんのブログに分かりやすい記事がありましたので、リンクを貼らせていただきます。https://mobareco.jp/a43809/

Cになった人:

こちらの選択肢にはたくさんのサービス会社がひしめいています。まんてん録ももちろんこの中に入っています。下記にサービスを提供している会社の一覧を作成していますので、自分が望んでいるピッタリなサービスを見つけてください。

Dになった人:

まんてん録の一択です!!写真の廃棄をおこなう業者はいくつかありますが、無料で1年以上保管し、供養をしてから廃棄するのはまんてん録だけです。このようなサービスを提供できるのは、広大な土地がある田舎ならではなので、真似しようとしてもなかなか難しいと思われます。

2.サービス会社価格表:

写真・アルバムのデジタル化サービスを提供している会社の価格表を一覧にしました。

価格比較表


各社のホームページをじっくり読み込みましたが、それぞれ料金システムが異なっており、条件もバラバラです。間違っている可能性もありますので参考程度にしていただき、興味がある会社があれば各社のホームページをご確認ください。ちなみに、1社、全国展開している写真専門店でデジタル化サービスを提供している会社をリストにはあえて加えていません。実際にアルバムのデジタル化を依頼したところ、品質面に大きな問題があると判断しました。


価格の違いをわかりやすくするために、条件を統一しています。
下記の内容で依頼した場合の金額をまとめました。

・品質600dpi

・DVD納品

・バラ写真:300枚
・シール式アルバム 150枚/250枚/350枚収納:各1冊
 ※1ページ6枚で計算しています
・ポケットアルバム 40枚収納:5冊、100枚収納:5冊
・基本料金・送料を含む
・キャンペーンなどの特別価格は考慮していません

2-1:300dpiと600dpi:

価格を大きく左右するのが写真品質「300dpiと600dpi」の選択です。標準サービスは300dpiで、オプションで600dpiも選べるところが多数です。まんてん録は600dpi品質を標準で提供しています。会社によっては、600dpiを選択すると300dpiの倍ほど価格が違ってきますので、注意が必要です。

L版サイズの写真をそのままのサイズで印刷したり、スマホ・タブレットなどで観るだけの場合には300dpiで十分です。サイズを大きく印刷したり、TVで観る場合には600dpiがおススメです。600dpiは画質が良くなる分、データ量が大きくなります。DVDに保存する場合や、WiFi環境が整っている場合は回線速度も非常に速くなっていますので、特に困ることはないのではないでしょう。

300dpiで保存された写真を600dpiにすることは出来ませんが、600dpiで保存された写真を縮小してデータ量を減らすのは簡単です。TVが大型化しPC/タブレットの画質も年々向上しています。価格とデータ量が問題なければ600dpiにしておけば将来的にも安心です。

2-2:基本料金:
基本料金が不要な会社と、1,000円程度を設定している会社が多いです。まんてん録の場合、基本料金は設定していませんが、最低注文金額は10,000円以上となっています。

2-3:合計金額:

解像度が300dpiの場合で39,000円から95,000円と大きな幅がありますが、4~5万円程度が主流となります。

解像度が600dpiの場合では、計算上アルバムコンシェルジュさんが39,000円台と300dpiの価格よりも低い金額となりました。最高額は写真整理館さんの190,000円となり大きな差があります。

サービス内容や納期、こだわりなども各社バラバラです。課金の仕組みも、1枚単位・50枚単位・200枚単位など大幅に異なります。発送費や補正・DVDなどが標準ではなく、追加料金が発生するなど料金の仕組みが会社によって異なるので単純な価格の違いだけで判断するのは注意が必要です。

3.オプション・対応表:

次の一覧表はオプションとサービスに対応しているかどうかの対応表です。標準価格に含まれている場合は「0」と記載しています。

3-1:納期:
納期も各社によって大きく異なります。リクエストベースで1週間程度で仕上げるスマイルシェアリングさんやメモリーワンさん。料金が安い分、デジタル化まで半年ぐらいかかるサービスなど、完成までの時間の差は非常に大きいです。必要に応じて使い分けをおこないましょう。

3-2:発送キット・送料:

発送キットを無料で提供している会社、10,000円以上で配送費無料、発送費は実費など各社の戦略が分かれている項目です。多くの会社で発送キットの無料キャンペーンも随時おこなわれているようなので、各会社のホームページをチェックすることもお忘れなく。

3-3:スライドショー:

まんてん録とフジフィルムはテレビで見れるスライドショーを無料で提供しています。その他の会社はオプションもしくは対応していない会社も多くあります。スライドショーも単にテレビで画像を流すタイプや作りこんだタイプなどに分かれていますので、何を求めているかを自分自身で整理する必要があるかもしれません。せっかく写真・アルバムをデジタル化しても、多くの方はそれで満足してしまって、一度も観ずにDVDをしまい込んでしまいます。非常に満足度の高いサービスなので是非、スライドショーも検討ください。

3-4:決済方法:
まんてん録とフジフィルム以外は各社とも、デジタル化する写真・アルバムを先に会社に送って、見積もりを作成して、価格面で合意の上でデジタル化をおこなうスタイルが多いです。
この見積もりスタイルに関しては注意が必要です。
自分で想定していた価格と異なっていた場合、キャンセルすることを前提としているならば問題はありません。多くの方が想定していた金額が異なった場合でも、わざわざ送ったので。。。という心理が大きく働くのでキャンセルすることを躊躇することが多いようです。しっかりと事前に写真の枚数などを数えて、見積金額が異なった場合には納得ができるまで説明を受けましょう。このリストに掲載している会社に悪質な会社はないと思われますが、写真の数え方、サイズのとらえ方や課金の仕組みなどホームページを読んでも良く分からないことが多くあります。

3-5:補正:

補正は各社の考え方が大きく異なるポイントです。フジフィルムや節目写真館さんは有料もしくはコースによって有り無しが決まり、スマイルシェアリングさんなどは1枚1枚を丁寧にという取り組みをおこなわれています。まんてん録はAI補正で手軽さと綺麗を両立させることがコンセプトです。
自分が求める補正のタイプをおこなっている会社から選択するというのも一つの方法です。

3-6:納品対応:
殆どの会社はDVDに写真データを保存して納品します。DVD以外にもUSBメモリやSDカード・クラウドなどの納品方法を選択できる会社もありますが、1000円程度のオプションで別途注文する必要があります。

3-7:写真の処分:

デジタル化後の写真・アルバムが必要ないと考えているのであれば、廃棄サービスを提供している会社を選ぶことも検討してみては如何でしょうか?スマイルシェアリングさんとまんてん録では無料で写真の処分サービスを提供しています。メモリーワンさんやアルバムコンシェルジュさんでは1冊130程度の安価でサービスを提供しています。その他の会社では取り扱いが不可になっています。

3-8写真供養:

これまで大切にしてきた写真やアルバムをデジタル化した後に、ゴミとして廃棄することを躊躇する方は写真供養がおススメです。神社やお寺で焚き上げしてもらう場合は、1箱3000~5000円程度しますが、まんてん録では無料で写真供養をおこなっています。

4.リンク:

まんてん録:https://manten.world/
富士フイルム:https://fujifilmmall.jp/conversion/
節目写真館:https://fushime.com
スマイル・シェアリング:https://smile-sharing.co.jp/
メモリーワン:https://memori-one.net
アルバムコンシェルジュ:https://www.album-concierge.com
写真整理館つなぐ:https://foryoucompany.net/tunagu/
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