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敬老の日のなぜ?なるほど!やっぱり!プレゼントは?を大調査

目次

老人を敬う日。なんとな~く、子供の頃からその日がやってくると、おじいちゃん・おばあちゃんに「おめでとう!体に気を付けてね!」と電話口で伝えさせられてきたのが、「敬老の日」のイメージです。なんとな~く、をしっかり調べてみました。

1.敬老の日とは

お堅いところからスタートすると、国民の祝日に関する法律によって「敬老の日」は9月の第3月曜日と定められており、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」とあります。「敬老の日」の次の祝日「秋分の日」が9月21日、22日、23日のいずれかでかつ水曜日の場合、間に挟まれた火曜日が祝日法の規定により休日となり、土曜日から5連休のスーパーシルバーウィークがとなります。

2025年のシルバーウィークは、9月13日(土)から9月15日(月・祝)の3連休と、9月23日(火・祝)の秋分の日があります。しかし、2025年はシルバーウィークと呼ばれる大型連休にはなりません。

2.敬老の日は9月の第3月曜日

敬老の日が制定されたのは1966年で、毎年9月15日が祝日となりましたが、連休を増やす目的のハッピーマンデー制度によって、2003年から現在の9月の第3月曜日になりました。

2-1.敬老の日の発祥の地は、まんてん録の同郷

敬老の日の発祥の地とされているのは、兵庫県多可町八千代区であり、まんてん録の拠点から車でほんの10分程の所です。田園風景が広がり稲作作りが盛んで、日本酒好きには有名な酒米「山田錦」の発祥の地でもあります。

八千代公民館の玄関近くには大きな石碑があり、前面には「敬老の日提唱の地」と彫り込まれています。1947年戦後の動乱期、野間谷村で初めて村主催の敬老会を開催し、長い間社会に貢献してきたお年寄りに敬意を表すとともに、知識や人生経験を伝授してもらう場を設けました。そして9月15日を「としよりの日」と定め、村独自の祝日とすることにしました。その後、1966年「敬老の日」は体育の日などとともに国民の祝日に加えられたのです。と多可町のホームページに記載されています。

2-2.なぜ?9月15日?

稲刈り前の農閑期にあたり気候も良いということで、9月中旬ということから9月15日が選ばれたようですが、それ以外にも9月15日が敬老の日となった由来はいくつか説があります。

一つ目は、最初の敬老会の開催日が9月15日だったからというもの。

二つ目は、あの有名な聖徳太子が大阪の四天王寺に「悲田院(ひでんいん)」を建立した日だからというもの。聖徳太子は、四天王寺に四箇院(敬田院、施薬院、療病院、悲田院)という制度を作り上げました。敬田院はお寺の本尊、施薬院・療病院は現在の病院や薬局、悲田院は現在の老人ホームや介護施設のような社会福祉施設だったそうです。この制度を1400年以上前に作り上げた聖徳太子の凄さが伝わります。

三つ目は、第44代天皇の元正天皇(げんしょうてんのう)が717年に「万病を癒す薬の滝」と言われていた岐阜県の養老の滝へ行幸し、その湧水を飲んで「老を養う若返りの水」と仰せられ、年号を養老と改元した日というもの。

いずれの説も定かではないそうですが、暑さが一息し、農作業も一段落迎えた初秋の頃に、これまで頑張ってきた高齢者の方々に感謝を伝える日としてはぴったりですね。

3.何歳から敬老の日

1947年敬老の日がスタートした当時は、55歳以上を対象にしていたそうです。

敬老の日の対象年齢には明確なルールはなく、対象になるのかならないのかは本人次第というのが難しいところです。何歳になってもお年寄り扱いされるのを嫌う方も多いですし、孫ができたらおじいちゃんおばあちゃんだと考える方もおられます。

お祝いをする側の一つの判断としては、WHO(世界保健機関)が定めている65歳ですが、それでも現在の65歳はまだまだ現役バリバリの方も多く、お年寄り扱いするのは躊躇してしまいます。

55歳以上を対象にした内閣府の調査によると、70歳以上を高齢者と考える人の割合は20%、75歳以上と考える人は40%、80歳以上と考える人は30%以上だそうです。

古希(70歳)もしくは喜寿(77歳)のお祝いをして抵抗感がなければ、敬老の日を毎年お祝いするのが良いかもしれませんね。

おじいちゃん・おばあちゃんの日

お孫さんからのお祝いであれば、年齢はあまり気にする必要はないのかもしれません。関係性によるとは思いますが、孫が生まれたらおじいちゃん・おばあちゃんと自覚する方は多いようです。子供の日があるように、母の日・父の日があるように、おじいちゃん・おばあちゃんの日は孫から祖父母に対して感謝を伝える日ということにしてしまえば良いのではないでしょうか?

4.なにを送る?

なにを送ればいいのか?なにを望まれているのか?年齢を重ねれば重ねるほどに趣味嗜好は分かれていきますので、一概に喜ばれるものはないように思います。本人に聞いた方が良いのか?聞かない方が良いのか?なども人それぞれですし、普段の関係性次第です。

モノや形にとらわれず、年に一度、両親もしくは祖父母に想いを馳せる大切な時間にしてもらいたいなと願っています。

一般的には、敬老の日のプレゼントでおススメされているのは、お菓子やグルメ、お花などの消耗品、旅行やレストランなどのイベント、洋服やマフラーなどの装飾品が人気のようです。

5.スライドショーをプレゼント

高級な贈り物ももちろん嬉しいものですが、今年はちょっと特別なプレゼントを選んでみませんか?

まんてん録がおすすめするのは、「家族の記録」をスライドショーにして贈ることです。

カメラが一般家庭に普及してからおよそ50年。おじいちゃん・おばあちゃんが子どもだった頃の写真は少ないかもしれません。けれども、お二人が築いてきた家族の歴史を写した写真なら、きっとたくさん残っているはずです。

それらの写真を整理してデジタル化し、スライドショーにまとめれば、大きなテレビで家族みんなと一緒に楽しむことができます。懐かしい時間を共有するそのひとときは、どんな高価な贈り物にも負けない、心に残るプレゼントになるでしょう。

。。。とはいえ、今年の敬老の日にスライドショーを間に合わせるためには、実は 8月中旬までにご注文いただく必要があります
残念ながら今からでは敬老の日には間に合いませんが、誕生日や年末年始の帰省に向けたプレゼントとしてなら、十分ご準備いただけます。

思い出の写真を整理してデジタル化し、スライドショーにまとめておけば、年末年始の団らんの場でご家族みんなと一緒に鑑賞できます。準備を早めに進めることで、特別な時間をより心ゆたかに過ごすことができるでしょう。

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